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反射板一筋20年
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アイゼットの反射板は20年の信頼と実績があります。

照明を明るくし省エネにも役立つ「反射板」の存在を知る

今を去ること数十年前、省エネをテーマにした展示会があり、そこに節電関係のブースが設けられていました。ビジネスのヒントを探していた若き日の林社長は、そこである日本メーカーの反射板を知ることになります。その反射板は銀をフィルム状に加工して光の反射効率を高め、それを光源の背後に置くことで、より明るさを増すというものでした。

反射板で明るさを確保するという発想は素晴らしいものの、この反射板を普及させるには大きな難関がありました。それは銀が熱に弱い、値段が非常に高いという欠点を持つことでした。林社長は、それさえ克服できれば、たいへん期待できる製品になるのではないかという予感を持ちましたが、その時点では特にアクションを起こしませんでした。

ドイツで開発された新しい反射材にすぐさまアプローチ

ある日、材料関係に詳しい林社長の知人が、ドイツで新しい反射材が開発されたことを知らせてきました。それを聞いた林社長は、すぐにそのドイツメーカーの日本法人に連絡を取り、その反射材を使って反射板をつくる取り組みをはじめました。

そこで主に研究したのは、反射板の角度によって光の広がりがどう変化するのかということ。そして太さが3種類ある蛍光灯のいずれにも取り付けができるスライドバネの開発でした。これらの取り組みが現在のアイゼットの反射板の基礎になっています。

新しい反射材の素材はアルミで、それにチタンやシリコンなどを3層に蒸着させ、反射率96%を実現していました。ドイツの素材メーカーはアイゼットがこの反射材を蛍光灯の反射板に使いたいと交渉すると、その市場性に期待して快諾してくれました。

新素材の反射板を搭載した「リフラッシュ」を新発売

1995年、アイゼットは新しい反射板を使用した照明器具「リフラッシュ」の販売をはじめました。蛍光灯にワンタッチで反射板を取り付け、すぐに1.5~2倍の明るさが得られるため、各方面から大きな反響を呼びました。

売れ行きも好調で、アイゼットだけでは販売体制が追いつかない状況になりました。まさに「うれしい悲鳴」です。そのとき販売代理店として活躍してくれたのは、日本各地の事務機器サプライヤーでした。彼らはもともと地域密着で商圏を持っていたため、その販売網を活用して「リフラッシュ」は着々と日本全国に普及していきました。

手作業を要する反射板だからこそ顧客ニーズを充分に満たせる

この反射板の素材は特殊なもので、折り曲げ加工が手作業でないと的確にできず、量産しにくいという特性があります。したがって大手メーカーが参入しにくい反面、私たちが加工する際も非常に手間暇がかかります。

そこでアイゼットの場合、設置する現場に合わせ、オーダーメイドで曲げの角度を決め、製造から設置まで責任を持ってお引き受けしています。大手スーパーマーケットチェーンなどを例に取ると、天井の高さが5メートルの店舗もあれば、7メートルの店舗もあります。また、どこを明るく照らしてほしいかという要望もお店によって違います。手作業でそうした個々のニーズに対応できるのがアイゼットの強みであり、日々そのノウハウを蓄積しています。

光源と反射板を組み合わせた照明機器「リライト」の登場

こうしたノウハウの蓄積は、開発力の強化にもつながります。主に反射板による明るさと消費電力削減を追求してきたアイゼットですが、2007年には「リライト」という自社開発の照明機器の販売をはじめました。

反射板を使えば2本分の蛍光灯の明るさを1本の蛍光灯でまかなえるということで、それを器具としてさらにスタイリッシュに見せようという意図から「リライト」は生まれました。天井の2灯式の蛍光灯から1本だけ抜くのは、あまりイメージのよいものではありません。お客様から「最初から反射板の付いた照明を作ってほしい」という声を多くいただいたのがきっかけとなりました。

そして、この頃から「アイゼットは照明を売る会社ではなく、省エネを売る会社だ」(林社長談)という方向性が確固たるものになってきました。照明の明るさを損なわずに、消費電力削減を実現するというミッションが一般的になってきたのです。

そこで2012年には、LEDを光源として反射板を組み合わせた「リライトΩ」を開発しました。LED照明は蛍光灯に較べ、消費電力が約半分になります。ただLEDには光が広がらず直線的にしか照らすことができないという欠点があります。しかし、反射板と組み合わせることで明るく広い照明が可能になり、たいへん実用的になりました。

現在、反射板は一般的な照明だけでなく、植物工場の人工光を効率的に配給するシステムなど、いろいろな方面で可能性が検討され、その将来が大きく期待されています。アイゼットは反射板をさらに極め、省エネに貢献する企業として、これからも前進していく覚悟です。